ブライダルフェアでは多くの場合、披露宴の料理を試食することができます。フェアの多くは無料で参加できますが、美味しい料理も食べることができるのは嬉しいですよね。
結婚式場は挙式の申込みにつなげるため、こうした試食会を開催しています。
試食会は気軽に参加できますが、気をつけておくべきポイントもあります。そこでここでは「ブライダルフェアの試食会」について、詳しく解説します。参考にして、試食をしっかり楽しんでくださいね!
多くのブライダルフェアでは、披露宴の料理を試食できる!
結婚式場が開催しているブライダルフェアでは、披露宴の料理を試食できることが多いです。「試食会」はフェアの中でも人気が高く、これを楽しみにして参加する人もけっこういます(笑)
披露宴の料理を試食するのは単純に美味しくて楽しめますが、実は大きな意味があります。
披露宴では親族や友人など、さまざまな人を招くことになります。人それぞれ食べ物には好き嫌いがあり、披露宴の料理が口に合わないこともあります。
披露宴に呼ぶ人は顔が思い浮かんだり、食べ物の好みを知っていたりすることが多いと思います。披露宴の料理を試食することで、「あの人の口に合うかな」ということをチェックすることができるのです。
披露宴は自分たちだけでなく、お世話になっている方たちのために行うものでもあります。なるべく多くの人に2人の披露宴を楽しんでもらうために、試食は必要なのですね。
試食会の料金は、無料と有料の場合がある
ブライダルフェアの試食は、無料のものと有料のものがあります。
結婚式場は「まずは式場の良さを知ってほしい」と考えているため、無料で試食会を行っていることは多いです。披露宴の料理は凝ったメニューが多いので、それを無料で試食できるのはとてもラッキーですよね。
ただ、一部の式場では、有料の試食会を開催しています。この場合、1,000~5,000円ほどで参加できることが多いです。
有料の試食会は高級ホテルの料理を試食できたり、通常のコース料理を半額で食べることができたりすることが多いです。有料の試食会はコスパが良いので、お金をかけて試食会へ参加するのもアリですよ。
ブライダルフェアは、なぜ無料で試食できるの?
無料の試食会と聞いて、「どうしてタダなの?何か裏があるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
ブライダルフェアの試食が無料の理由は、「宣伝のため」です。
ブライダルフェアでは試食のほかに「ドレスの試着」や「模擬挙式」などを体験することができます。こうした企画を通して「この式場、良いね。ここで式を挙げようか」となれば、結婚式場は利益を得られるので、とても嬉しいわけです。
無料試食会の開催には、もちろんコストがかかっています。ただ、結婚式を挙げてくれるカップルがいれば、式場は費用を回収することができるのです。
リアルな話ですが、試食は「結婚式場を見極める良い機会」なので、活用させてもらいましょう!
試食の量は会場によってさまざま
フェアで食べることができる試食の量は、会場によってさまざま。ただ、大きく分けると次の3パターン。
- ワンプレート(ひと皿)
- フルコース!
- ひと口・・。
一般的なのは「ワンプレート」
無料のブライダルフェアで多いのがこのパターン。コース料理の1品を試食することができ、特にこだわっているメニューやメインの料理を試食できます。
ひと皿とはいえ、食べてみることができるのはとても大きなメリット。他の料理については、写真などでチェックできることが多いです。
この場合、「お昼は試食会で済ませればいいや」と考えていると、お腹を満たすことはできません。無料のブライダルフェアで食べることができる試食の量は、「あくまでもお試し」と考えておきましょう。また、試食含めて全て無料のブライダルフェアへ行く場合、食事を済ませてから向かうのがオススメです。
なお、最初に無料とうたっているブライダルフェア・試食会の場合、「突然あとで料金を請求された!」ということはまずありません。
中には「フルコース料理」を試食できる会場も!
結婚式場によっては、フルコース料理をひと通り試食できることもあります!ただし無料でフルコースを提供してくれる式場は、ほとんどありません。コース料理を全て食べることができるのは、有料の試食会が多いです。
「お金がかかるのか~」と思うかもしれませんが、考えようによってはとてもお得。普通に食べると1万円ほどするコース料理を、ブライダルフェアの試食会だと半額ほどで食られることは多いです。普通の居酒屋へ飲みに行くなら、これにお金をかけるのもアリだと思いますよ。
場合によっては「ひと口」の場合も
試食会によっては、食べられる量が「ひと口」の場合もあります。無料の試食会は、このパターンもときどきあります。
- 「最高級の牛肉を堪能できる!」
- 「キャビアとウニを使ったオリジナルメニュー!」
試食の料理説明に上のようなフレーズが書かれていると、とても魅力的ですよね。「これは行かないと!」とグッと興味を引かれます。
でも、料理が実際出てくると「えっ・・?これだけ?これじゃ味わからんよ・・」くらいの量しかないことも(汗)
上でもお伝えしましたが、無料の試食会は「あくまでもお試し程度」です。量が少ないと少しショックかもしれませんが、「まあ、こういうこともあるね」と考えておきましょう。
ブライダルフェアには、試食目当ての人もいる
ブライダルフェアには、試食目当てで参加する人もいます。
ブライダルフェアは一応誰でも参加できるため、試食だけを目的に行くのもOKです。ただ、「近い内に挙式の予定がある」「結婚式に興味がある」という2つのパターンに当てはまらないなら、フェアに参加するのはやめておくほうが良いです。
あからさまに「試食だけが目的です」という様子だと、ブライダルフェアのスタッフが機嫌を悪くしてしまうことがあります。式場のスタッフはブライダルフェアを通して結婚式の申込みにつなげたいわけなので、当然といえば当然ですよね。
試食目当てでいろんな式場へ足を運んでいる人は、ブライダル業界の関係者はけっこう分かるようです。「この人は試食だけが目的だ」と分かったら、あえて新人の接客研修にすることもあるとかないとか(笑)また、最悪の場合「ブラックリスト入り」として目をつけられることもあるようです。。
無料のブライダルフェアで食べられる試食は多くの場合、量が限られています。ブライダルフェアは2~3時間ほどかかることが多いので、少しの試食をするために時間を無駄に使うのはオススメしません。
こんな場合でも、試食会に行って大丈夫?
「試食会に興味があるけど、私も大丈夫なのかな?」ということもあると思います。
ここからは、いろんなケースでの試食会参加について紹介します。
1人で試食に行ってもいい?
ブライダルフェアは、1人で参加するのも全然OK。カップルによってはお互いの都合がなかなかつかず、やむを得ず1人で参加することもあるためです。
1人で試食に参加するのは少し気まずいかもしれませんが、挙式予定や結婚式に興味があるなら大丈夫。周りを気にせず、試食を楽しみましょう!
両親と行ってもいい?
試食会に両親と行くのも、もちろんOK。最近は親子(母娘)でブライダルフェアへ参加するケースも多く、試食も問題なくさせてもらえます。
特にお母さんは親戚のことをよく知っていたり、結婚式をたくさん経験してきたりしているため、意見が参考になることは多いです。「この料理はセロリが使われてるけど、おじいちゃんはセロリ嫌いだわ」など、「そこは考えてなかったな~」ということをアドバイスしてくれますよ。
挙式のみで、披露宴をしないんだけど?
挙式のみで披露宴をしない場合、結婚式場で料理を食べないのが一般的です。挙式のあとに食事会をすることもありますが、「式だけ挙げる」というパターンも多いです。
この場合、「披露宴をしないのに、試食して大丈夫なのかな?」と思うこともありますよね。
結婚式場としては、挙式を検討してくれるだけでも嬉しいものです。そのため結婚式だけを検討している場合でも、試食してまったく問題ありません。ブライダルフェアに参加した特典と思って、ありがたく食べさせてもらいましょう。
式場によっては挙式のみで申込みをしても、2人にコース料理をプレゼントしてくれることがあります。挙式だけでも数十万円という費用がかかるので、5,000~10,000円のコース料理を特典としてつけてくれることはけっこうあります。
試食会に、バンバン参加したい!
結婚式場を検討するときに、複数の式場が気になることはよくあるもの。いろんな式場のブライダルフェア・試食会に参加するのは良いですが、試食だけを目的にバンバン参加するのはNGです。
上でもお伝えしているように、試食会は「式場の魅力をより知ってもらうため」に行われています。
試食だけを目的にフェアへ参加すると、ドレスの試着や模擬挙式などに興味をもたなくなりがちです。すると式場スタッフから「このカップルは試食だけが目的だ」と思われやすくなってしまいます。
ブライダルフェアの試食会は、普段お出かけをする服装でOK
試食会へ行くときには、服装で迷うこともあります。結婚式場は上品な雰囲気があるので、パーカーやデニムのファッションだと、浮いてしまう可能性があります。
基本的には女性も男性も、「大人っぽく、清潔感のある服装」ならOK。ちょっと良いレストランへ出かけるようなイメージです。あまりかしこまったファッションで向かわなくても大丈夫なので、それほど心配しなくて大丈夫ですよ。
ただし高級ホテルで開催される試食会へ行く場合は、その雰囲気に合うファッションで向かうほうが良いです。女性はワンピース、男性はシャツやジャケットなどが合いやすいので、2人で前もって相談してから向かいましょう。
式場を契約したあとは、コース料理を試食しておくべき
正式に挙式する結婚式場を決めたあとは、当日の披露宴で出されるコース料理を試食しておくべきです。どんな料理かを確認しておくと、「このメニューを変更してほしい」「この食材を抜いてほしい」ということを前もって伝えることができます。
この場合、追加料金なしで試食できる場合もありますし、料金がかかることもあります。式場によって料金がかかるかどうかは異なるため、契約する式場を決める前にスタッフへ確認しておくと良いです。
ブライダルフェアの試食は楽しい!デートにもオススメ
ブライダルフェアの試食会では、無料や格安で披露宴の料理を楽しむことができます。試食をすることで挙式や披露宴のイメージが湧きやすくなり、その式場をしっかり検討するのに役立ちますよ。
また、試食会は美味しく楽しく過ごすことができるため、デートにもオススメです。婚約や入籍をしたパートナーや、これから結婚を考えている人と出かけてみてくださいね!
なお、ブライダルフェアへ行くならゼクシィや楽天ウェディングなど、「結婚式場・ブライダルフェア探しのサイト」を使うのがオススメ。
サイトによってキャンペーンが違い、よりお得にフェアへ参加することができます。別ページでオススメのサイトを紹介しているので、合わせて参考にしてくださいね!
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