結婚を決めるときには、「結納(ゆいのう)をするべきか」で迷うことがあります。
結納は結婚するときの風習になっているものの、「何だかよく分からないし、大変そうだな」と思うこともありますよね。
管理人もこう思っていて、結局のところ結納をせずに結婚しました(笑)お互いの両親にもちゃんと配慮した上で進めたので、まったく問題ありませんでした。
30代カップルの場合、自分たちも両親も気疲れしやすいので、結納を省くのも良いと思いますよ。
そこでここでは「結納とは何なのか?」「結納をせずに結婚する場合」について解説します。参考にして、結婚の段取りを進めましょう!
結納とは?
結納とは「結婚の約束として、品物をやり取りする儀式」を指します。料亭や結婚する男性・女性どちらかの実家で席を設けて、お互いの家族で顔を合わせて行います。
結納は古くからの風習ですが、今でも結婚をするときに行われています。ですが正直なところ、最近は結納をしないカップルが増えてきています。
その理由は簡単で、「結納は面倒だから」です(笑)
結納では「結納品」と呼ばれる記念の品物を、お互いの家族で取り交わします。結納には「関東式」と「関西式」があり、次のような違いがあります。
関西式:台を複数用意して、それぞれの台に記念の品物を乗せる。男性の家族だけが品物を贈る。
もちろん古くからの形式・しきたりを守る面では結納に意味があるものの、品物を用意するのも大変。もちろん結納品の準備には、費用もかかります。
こうしたことから、「結納は大変だしお金もかかるから、やめておこう」と考えるカップル・家族が増えているのです。管理人も古い風習を守るのが苦手で、「結納はしたくないな・・」と思っていました。
両親に、「結納はしたほうがいい?」と聞いてみる
結納は自分たちが「やらなくていい」と考えていても、両親が「結納はするべきだ」と考えていることがあります。
また、自分の両親は「結納をしなくてもいい」と考えていても、パートナーの両親が「結納をするべき」と考えていたら、結納は行うべきです。
つまり「自分たち2人(旦那さん・奥さん)」「旦那さんの両親」「奥さんの両親」いずれか1組でも「結納すべき」と思っているなら、結納を行う必要があります。
2人でお互いに自分の両親へ「結納はしたほうがいい?」と聞いてみて、2組の両親とも「しなくていいよ」と言っていたら、結納をする必要はありません。
管理人の場合、自分の両親に確認したところ、
「私たちは結納は面倒だからしなくていいよ。でも、彼女さんのご両親が結納したいなら、合わせるよ」
と言っていました。
彼女のご両親も同じように、「私たちは面倒だから結納したくない。でも彼氏さんの両親に合わせるよ」と話していました。
というわけで、管理人は結納をしませんでした。結納はセッティングや結納品の準備が大変で、お互いの両親も緊張して気疲れしてしまうので、自分たちにとっては行わなくて良かったと思っています。
また、このおかげでお金も、本当に必要な家具・家電などの購入に回すことができました。
結納をしない場合、「両家で顔合わせての食事会」のみ
結納をしない場合でも、「両家で顔を合わせての食事会」はするべきです。
これは管理人も行いました。結婚すると家族ぐるみの付き合いになるため、お互いの両親が挨拶しておくほうが良いのです。
場所は「お互いの両親が出向きやすいところにあるレストラン」や「どちらかの実家」がオススメです。
管理人は、「自分の実家」で顔合わせをしました。結婚すると彼女に嫁(とつ)いでもらうことになるので、「旦那側の実家がどんな家なのか」を知ってもらうのは良いと思います。
また、自分の場合、お互いの両親とも堅苦しいのは苦手だったので、いたって軽めの挨拶で終えました。緊張した雰囲気の中で食事をするのは疲れるのでケーキとコーヒーを実家の両親に準備してもらい、必要なことを話して、あとはちょっとした雑談で終わりました。
お互いの家族と自分たち2人で話した内容は、大きく次の4つです。
- 結婚することを正式にお互いの両親へ伝える。
- 両親の間で挨拶。
- 婚姻届の「証人欄」の記入。
- 結納は必要ないことの再確認。
あとは婚姻届に両親が記入する「証人」の欄があるため、これをお互いの父親に書いてもらいました。結納についても最終確認をして、「行わない」という結論で落ち着きました。
まとめ
結納は古くからの風習ではあるものの、最近は省略されることも多いです。30代カップルの場合、結納に手間・時間・お金をかけるよりは、より実際の「結婚準備」にこれらを割くほうが良いです。
お互いの両親に聞いて、結納をしなくても大丈夫そうかを確認してみてくださいね!
コメントを残す