ブライダルフェアは結婚式場を決めるために行くものなので、最後は「契約」をすることになります。ブライダルフェアからどのような流れで契約するかを知っておくと、いざ自分が式場を決めるときのために役立ちます。
ここでは「ブライダルフェアから契約するまでの流れと、気をつけておくポイント」を紹介します。納得のいく式場で契約するために、流れを理解しておきましょう!
ブライダルフェアは最後に、見積もりの提案がある
ブライダルフェアは式場の見学や試食会などを終えたあと、最後に「見積もりの提案」があります。見積もりでは「希望の結婚式を挙げる場合、このくらいの費用になります」という金額を提案してくれます。
見積もりは「だいたいの金額」であり、正確な額ではないです。ただ、ブライダルフェアで提案してもらえる金額はかなり具体的になっていることが多く、リアルな額に近くなっています。
また、細かな部分については、契約後に相談を進める中で変更することができます。
結婚式の費用は「契約時」「ドレスなど、衣装の決定時」「挙式・披露宴の最終的な内容の決定時」と、段階的に支払うことが多いです。披露宴のコース料理を変更したり、ドレスの写真撮影、フラワーシャワーをつけたりといった細かな変更は、契約してからでも大丈夫です。
見積もりに納得がいけば、ブライダルフェア当日に契約
見積もりの金額とスタッフの説明に納得がいけば、その場で契約します。「契約します」とスタッフに伝えると、その式場で挙式することが決まります。
ちなみに式の費用は、「ブライダルフェアへ参加した当日」に決めるのが1番おトクです。その理由はブライダルフェアに参加すると、「当日成約割引」という特典の割引がつくためです。
当日成約割引は、「ブライダルフェアの参加当日に契約を決めると、適用される割引」です。割引額はかなり大きく、15万円や20万円くらいの場合がよくあります。フェア参加当日を過ぎると、この割引はなくなってしまいます。
管理人は「挙式のみ(披露宴なし)」で検討していたのですが、見積もりを提案してもらった式場によっては「通常は50万円、当日成約割引で35万円」のようなところがありました。半額まではいかないものの、それに近い金額となっていたので、かなりビックリでした。
なるべく損をしないためには、「本命と考えている式場のブライダルフェアは、最後に行く」のがオススメ。ほかの式場も回ってから最後に第1候補の式場へ行くと、当日に契約を決めやすいです。
きちんと断れば、当日契約しなくても大丈夫
見積もりが予算オーバーだったり、式場が思っていたイメージと違っていたりした場合には、もちろん契約しなくても大丈夫です。
Q&Aサイトなどでは、「ブライダルフェアへ参加したら、契約を迫られて帰れなかった」のような口コミを見かけることがあります。ただ、自分をしっかりもって断れば、スタッフは諦めてくれます。「強引に引き止められて帰れない」ということはほとんどないので、安心してくださいね。
悪い評判は最近ネットですぐに広まってしまうので、式場は押し売りのように強引な接客をしてくることはほとんどありません。
管理人は当日成約割引の大きさに惹かれて、式場スタッフの前でかなり悩んだ経験があります(汗)このときは管理人が自分で迷ったため、帰るのに時間がかかりました。結局奥さんのイメージにピッタリ合う式場がほかで見つかったため、その式場では契約しませんでした。
契約するときの流れ
契約を決める場合、次のような流れで手続きが進みます。
- もう1度、見積もりの確認。細かい点までチェック!
- スタッフから、「重要事項」の説明。きになる点は質問を。
- 契約書の記入して、契約成立。
- 内金の支払い。
- 今後の打合せ日時連絡のため、スタッフと連絡先を交換。
そのため「もしかしたら、この式場で契約するかも」という場合、時間に余裕をもってフェアに向かうのがオススメです。
上の各ステップを、詳しく見ていきます。
1. もう1度、見積もりの確認。細かい点までチェック!
契約をする前に、もう1度見積もりを確認しておきましょう。契約書にサインすると、その後のキャンセルにはキャンセル料がかかります。そのため、細かな点までチェックしておくと良いです。
また、上でもお伝えしましたが、見積もりのプランはあくまでも「現時点での予定」で作られています。ドレスをより好みのものに変更したり、写真撮影などを追加したりすると費用は変わります。
追加でかかりそうな費用は、前もって確認しておくと良いです。管理人は「ドレスの費用は見積もりで15万円となっているものの、追加費用としてプラス5~10万円の可能性があること」「写真撮影がプラス7万円であること」などを聞いておきました。
「見積もりは100万円だけど、たぶん120~130万円にはなるな」のように考えておくと、心の準備ができて安心です。
2. スタッフから「重要事項」の説明。気になる点は質問を
見積もりをあらためて確認したら、次に契約前に理解しておくべき「重要事項」の説明があります。これはキャンセル(解約)料や、費用の支払いなどについての説明です。
重要事項として説明される内容は、その名の通り大切です。「ふーん」と聞き流さず、1文ずつしっかりと理解しましょう。スタッフもゆっくりと1行ずつ説明してくれるので、「これはどういうこと?」という点があればその都度質問しましょう。
契約をすると、「重要事項の内容は全て理解している」と見なされます。「キャンセル料なんて聞いてなかった!」と言っても、重要事項に書かれていたら式場に聞き入れてもらうことはできません。スタッフもこうしたトラブルを避けるために、しっかり説明してくれます。
3. 契約書に記入・サインをして、契約成立
重要事項を確認したら、いよいよ契約です。
2人で本当にその式場で良いかを確認して、契約書に記入・サインをします。管理人も「ホントにこの式場で満足?大丈夫?」と奥さんにしっかり確認して、契約書を書きました(笑)
これで契約成立となり、その式場で挙式することが決まります!
契約すると「ついに結婚式を挙げるのか~」という実感が湧くと思います。
4. 内金の支払い
契約を終えたら、必要な費用の支払いをします。
多くの結婚式場は最初に「内金」として挙式費用の一部を支払い、段階的に残りのお金を支払います。上でも少し触れましたが、ドレスを決めたときや披露宴のコースが決まったときなどに、残りの金額を支払います。
管理人の場合は内金として最初に10万円を現金で支払い、そこから挙式の内容が決まるにつれて残りの費用を支払いました。管理人は財布に10万円も入っていなかったので、式場スタッフが契約準備をしているときにコンビニへお金を下ろしに行きました(笑)
また、式場によっては挙式当日に残りの代金を支払ったり、後払いができたりすることもあります。これはスタッフが契約前に、説明してくれるはずです。
さらに「クレジットカードが使えるかどうか」も、式場によって異なります。カード払いができるとポイントがつくため、オススメです。
ちなみに結婚式の前後は指輪や新居の準備で、何かとお金を使います。全てカード払いにするとポイントがどんどん貯まるため、おトクです。もちろんお金を使っているからこそポイントも貯まるのですが、なるべく損をしないほうが良いですよね。
5. 今後の打合せ日時連絡のため、スタッフと連絡先を交換
内金を支払ったら、結婚式の内容を相談していく準備が整います。その式場のスタッフと連絡先を交換して、今後の打ち合わせ日時を決めることになります。
挙式まではだいたい月に1~2度のペースでスタッフと会い、打ち合わせをすることになります。式場スタッフは多くの場合女性なので、管理人は奥さんとスタッフで連絡のやりとりをしてもらうことにしました。
電話での連絡は、自分たちとスタッフお互いにタイミングが合わないと大変です。そのためメールアドレスやショートメール(SMS)、LINEなどでの連絡がオススメです。
契約後に同じ式場のブライダルフェアへもう1度参加するのもOK
ここまでで、ブライダルフェアへ参加してから契約までの流れは終了です。
ただ、契約を決めたあとにドレスの試着やエステの体験など、同じ式場のブライダルフェアへもう1度参加するのも良いです。式場によっては「契約したカップル用のブライダルフェア」を用意していることもあるため、スタッフに確認してみると良いです。
また、式場によっては契約後のフェア参加を受け付けていないこともあるので、いずれにしても無断であらためてフェアに申し込むのではなく、スタッフに相談してみましょう。
フェアへ行く前に、契約の流れを理解しておこう
ブライダルフェアでの契約は、以上のような流れで進みます。気をつけておくべきポイントもあるので、しっかり理解しておいてくださいね。
ブライダルフェアはとても楽しいですが、契約を決めてから具体的に式の内容を決めるのも楽しいです。特にドレスや挙式の演出は、こだわりたくなることも多いです。2人や両親だけでなく式場のブライダルプランナーとも相談しながら、理想の結婚式を挙げてくださいね!
なお、ブライダルフェアへ行くならゼクシィや楽天ウェディングなど、「結婚式場・ブライダルフェア探しのサイト」を使うのがオススメ。
サイトによってキャンペーンが違うため、なるべくおトクになるサイトを使うほうが良いです。別ページでオススメのサイトをランキングで紹介しているので、合わせて参考にしてくださいね!
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