ブライダルフェアへ行く前には、確認しておくべきポイントがあります。披露宴をする場合としない場合で注意点は違いますが、ここでは「挙式のみ(披露宴を行わない)」の場合に気をつけることを解説します。
ブライダルフェアでは「挙式に参加する人数はどれくらいですか?」「どの辺りで式場を考えられてますか?」など、スタッフからさまざまなことを聞かれます。ポイントをまとめたので、参考にしてフェアに参加してくださいね。
挙式のみの場合にフェアで聞かれること・確認しておくべきこと
披露宴をせず挙式のみで考えている場合、次のポイントを確認しておくと良いです。
- 式に参加する人数。
- だいたいの挙式予定日・土日or平日。
- どんな式場で挙式をしたいか。
- 食事会をする予定か。
- 式場の場所。
- 予算はどれくらいか。
- 検討する式場はどこか。
式に参加する人数
まずは式に参加する人数をイメージしておくと良いです。
「お互いの両親と兄弟、祖父・祖母に参加してもらうから、合計10人だな」
挙式のみの場合、参加人数で費用は大きく変わりません。ただ、式場スタッフは念のため確認することが多いため、前もって考えておきましょう。また、下で紹介する食事会を検討する場合、人数によって費用に差が出てきます。
ちなみに挙式のみでも、友達や知人に式へ参加してもらうことはできます。挙式の費用は「場所の貸切料」としてかかるため、そこに何人いても金額はあまり変わらない場合が多いです。そのため「都合がつくなら、結婚式に来てよ」と友人などを誘うこともできます。
式場によっては花を新郎新婦にかける「フラワーシャワー」の費用が、少し多めにかかることはあります。フラワーシャワーの料金は1人300円ほどで、10人参加すれば3,000円、20人参加すれば6,000円のようになります。もちろんですが、フラワーシャワーの料金は式場によって違います。
だいたいの挙式予定日・土日or平日
だいたいの挙式予定日・挙式時期も決めておくと良いです。決められる範囲で大丈夫です。
- 「だいたい半年~1年後に挙式したい」
- 「奥さんが誕生日の来年4月5日に挙式したい」
- 「お互いに仕事をしているので、土日のどちらかに挙式したい」
- 「平日休みなので、平日に式を挙げたい」
上のように、状況に応じて決めておくと良いです。しっかり固めなくても、「だいたいこれくらいの時期」という感じでも構いません。だいたいブライダルフェアなどへ行き始める時期から、半年~1年後くらいのタイミングで挙式を考えることが多いです。
挙式費用は、平日のほうが安いです。土日に式を挙げるカップルは多く、平日は少なめです。
管理人は両親が定年退職していて、自分たちも平日に休むことができました。そのため平日挙式にしましたが、土日の挙式に比べて10万円くらい安かったです。これはかなり大きく、平日休みのメリットといえます。
どんな式場で挙式をしたいか
どんな式場が良いのかも、考えておきましょう。
- 「教会で式を挙げたい」
- 「2人とも海が好きだから、ビーチリゾートで挙式したい」
- 「和装で挙式をしたい」
など、2人にピッタリのイメージがあると思います。相談して決めてくださいね。
管理人の場合は2人で相談というか、奥さんに合わせました(笑)奥さんが「教会で式を挙げたい!」と言っていたので、この希望を最優先して式場の候補を考えましたね。旦那さんは何も考えなくて良いわけではないですが、ある程度奥さん優先で考えて良いと思います。
ブライダルフェアへ行くと、スタッフに「さまざまな式場がブライダルフェアを開催している中で、どうしてうちを選んでくれたんですか?」と聞かれます。管理人は「雑誌のゼクシィやネットで見て、式場の雰囲気が気に入ったから」と答えていました。
食事会をする予定か
「挙式のみ」とは「披露宴を行わないこと」を指します。ただ、式は40分くらいで終わるため、それだけで終了するのはちょっと寂しい感じもします。そのためお互いの家族を交えて、2時間ほどの「食事会」をすることは多いです。食事会は「披露宴のミニバージョン」のような感じで考えると良いです。
食事会をするとその時間も続けてドレスやタキシードを着ることができます。食事会をせず本当に挙式だけの場合、ドレスは式の間しか着ることができません。そのため両親や親族へのおもてなしとして、食事会をするのはアリです。
食事会を結婚式場でする場合、式場内に設けられている「披露宴会場」や「食事会用の会場」を貸し切って行います。そのため主に「会場の貸切費用」と「食事代」がかかり、挙式代に加えて40~50万円くらい費用がプラスになります。
完全に挙式だけだと40~60万円ほど、これに食事会も加えると80~100万円くらいのイメージです。管理人も4つのブライダルフェアへ行きましたが、だいたいどの式場もこれくらいの費用でした。
また、ドレスにこだわると追加で10~20万円くらいかかり、いろんなシーンでの写真撮影をするのもプラス10万円くらいかかります。
管理人の場合は食事会をしようと思いましたが、費用が40~50万円くらい上乗せになることを聞いて、「それなら式場から近いレストランで、1万円くらいのコース料理を食べよう」ということになりました。写真撮影のオプションをつけるとドレスを長く楽しめるので、奥さんにはそれで納得してもらいました。
ちなみにブライダルフェアでは、「食事会をしようか迷ってます。とりあえず提案を聞いてから検討したいです」と伝えるのがオススメです。すると食事会のメニューを試食できるからです(笑)
完全に挙式だけに決めていると「料理の試食をする必要はないですね」と思われてしまい、試食できない可能性があります(汗)
希望する式場の場所
「だいたいどの辺りで式を挙げたいか」も、考えておくと良いです。
- 「憧れのリゾート地で挙式したい」
- 「2人にとって思い出の場所で式を挙げたい」
- 「交通の便が良い場所で挙式したい」
- 「大きな駅近くの式場で挙式したい」
など。2人だけでなく、「両親や親族が式に参加しやすいか」もイメージしておくと良いです。管理人は海外挙式も考えたのですが、両親に海外へ来てもらうのが大変でボツになりました(笑)
- 利便性。
- 思い入れのある場所。
- 憧れの場所。
予算はどれくらいか
ブライダルフェアでは、スタッフに予算を聞かれることが多いです。上でも書きましたが挙式のみの場合、食事会なしで40~60万円ほど、食事会ありで80~100万円くらいかかります。そのためこれを基準にして、予算を決めると良いです。
また、気に入った式場でいろいろ話を聞いていると、「写真をたくさん撮りたい!」「気に入ったドレスを着たい!」などで、予算を上回ることが多いです(汗)そのため予算には少し余裕をもたせておくと安心です。
さらに式場のスタッフは、予算を10~20万円上回るくらいの金額で提案をしてくることが多いです。そのためあらかじめ、予算を少し低めに伝えておくと良いです。実際は結婚式に80万円くらいかけて良くても「予算は50~60万円くらいです」のように伝えることで、予算オーバーを防ぎやすくなります。
検討する式場はどこか
カップルが結婚式を挙げるときにはリアルな話、大きなお金が動きます。そのためブライダル業界は競争が激しく、スタッフはライバルの式場をかなり意識しています。ブライダルフェアではスタッフに「ほかの式場も検討されているんですか?」と聞かれることが多いので、検討している式場を伝えておくと良いです。
候補の式場を伝えると、スタッフが「このカップルは式場を比較検討しようとしているから、提案を頑張らないと!」と思ってくれます。すると値引き幅が大きくなりやすく、おトクです。
ただしこの場合、営業トークが多少強引になる可能性はあります。このときはしっかりと自分をもって、「一旦考えます」と伝えれば大丈夫です。
また、好みかもしれませんが、管理人は「他の式場を悪く言うスタッフ」があまり好きではありません。「そんなにほかの式場をディスらなくても、あなたの式場の雰囲気やサービスが良ければ契約するよ」という感じなので、こうした式場は候補から外す、もしくはスタッフを変更してもらっていました。
前もって考えておくと、ブライダルフェアでの相談がスムーズ
以上のポイントを2人で考えておくと、ブライダルフェアでの相談や提案がスムーズに進みます。だいたいでも良いため、紹介した各ポイントについて決めておいてくださいね。
ブライダルフェアは実際に参加してみると、とても楽しいです!管理人も奥さんも行くまでは「どうだろねー」という感じでしたが、いざ行ってみるとテンションが上がりました(笑)きちんと相談しておくとより楽しめるので、仲良く話し合ってほしいと思います。
なお、ブライダルフェアへ行くならゼクシィや楽天ウェディングなど、「結婚式場・ブライダルフェア探しのサイト」を使うのがオススメ。
サイトによってキャンペーンが違い、よりお得にフェアへ参加することができます。別ページでオススメのサイトを紹介しているので、合わせて参考にしてくださいね!
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